白飛びしやすいデジカメでも逆光写真を撮りたい
4月5日のことですが、近所で桜がまだ残っているかなぁ、他にも面白い花とかあるかなぁ、とか思いつつ、日が沈むちょっと前にカメラを持ち出し、近所をざっと回ってきました。この日撮った写真は、デジカメ泣かせの逆光もの多し。あとからRAW現像処理でフォローすることを前提に、白飛び対策を考えながら撮影してました。
新緑の輝き
撮影カメラ: PENTAX *ist DS2 (RAW) + SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
RAW現像処理: pixmantec RawShooter essentials 2006 (Ver. 1.2.0)
このシーンはわざと暗めに撮影して、現像時に全体を明るく調整することにより、空の青さと新緑の輝きを両立させています。
私の愛機「PENTAX *ist DS2」は最低感度がISO200にしか設定できないので、逆光の写真を撮ると明るい部分が白飛びしやすく、かなり辛い条件。ですが、以前にも何かでちょっと話題にしましたが、RAWモードでの撮影ならば「Adobe Lightroom」などのRAW現像ツールを使って、白飛びをある程度押さえながら逆光写真を仕上げることができます。
RAWモードやRAW現像に関する詳細については長くなるので割愛しつつ、あと5枚ほど逆光写真の掲載を。
散り際の桜と青のグラデーション
このシーンも、やや暗めに撮影して、現像時に全体を明るく調整し、白飛びを避けています。もう少し明るめに撮って、空の鮮やかさを生かした方が良かったかも。心なしか色の抜けが悪いような。
透桜色
このシーンもわざと暗めに撮影して、現像時に全体を明るく調整することにより、白飛びを押さえています。それでも、空はだいぶ白飛び気味。さらに明るく調整した方が花びらのピンク色が綺麗に見えるのですが、実際に見た印象に近づけ、少し暗めに仕上げてみています。
桃の木の裏側
このシーンは、枝の暗い部分の黒つぶれも意識し、あまり暗めには撮影しませんでした。そのため、左上の空の色がだいぶ白飛びしてしまっています。ただこのシーンでは、空よりも枝と花のコントラストの方が主役なので、まぁ良いかなと。
新緑の梅の木と夕空
このシーンは想定より明らかに暗めに撮りすぎてしまい、完全な失敗。後からかなり明るめに調整したものの、調整の無理がたたり、平べったい色合いの絵になってしまいました。失われた色は帰ってきません。
夕日と桜と電線
このシーンも、暗めに撮って、明るめにという調整。電線の細いラインが消えずに残ってくれましたが、ある程度の白飛びを覚悟して、もう少し明るめ撮った方が、空の青さが綺麗に出たかも。やっぱりちょっと平べったい。
そんなこんなで、RAW現像処理により、悪条件での撮影や撮影ミスをかなりフォローできるのですが、やはり限界があります。もう少し白飛びに強く、快調表現豊かなカメラを手に入れたいです。
同じPENTAXでも最新のK10Dなら、この辺り、だいぶ強くなっている模様。また、PENTAX以外に目を向けると、この辺りの表現は、FUJIFILMのFinePix S5 ProやSIGMAのSD14がかなり強そうな雰囲気。
ですが私は、もう少し*ist DS2で頑張って、PENTAXが年内に発売すると噂のK10DやK100Dの後継機種を楽しみに待ちたいと思います。デジタル一眼レフカメラは安くなったとはいえ、まだまだ高いですから、早々買い換えられません。
今さらですが、調整前と調整後の写真を比較しないと、どういうことが行われているのか分かりにくいですね。今度こういった話題を取り上げる際には、比較写真を用意しましょう。





